(2004/01/21時点)

近況  

とあるシンポジウムで「21世紀型医療の特徴」について発表している人がいた。(もっと壮大なテーマのうちの1つのスライドだけだが・・・)

ここに引用すると。
●抗加齢医療・生活習慣病予防(若さを保つ健康寿命の延長)
●少子高齢化・医療費の増加抑制
●QOL改善医療・・・心(精神)のケア、美容医療、性生活
●オーダーメイドの医療・・・必要な検査、ゲノム(SNP)情報
●利便性の高い医療・・・診断技術の進歩、DDSの活用
●画期的新薬、再生医療・・・ゲノム創薬、分子標的治療
まあ誰が考えても、大体同じような結果に落ち着くものだ。

まあ最先端の人はできるだけ頑張って欲しい。
私は遙か後方支援はするが、能力と地位と年齢の壁そして俗的楽しみが捨てられないから大したことはできない。もっとも張り切ってやりたくても、ハードウェア(施設や実験機器)の壁があって、そしてお金の壁もあるか、ろくな事はできない。

この材料や試薬を使おうとしても、「爆発の危険があるからやめてくれ!!」などと言われてしまう。試せるものは限られてしまう。(注:機器や施設の換気が十分であれば試せるものです)

上記のもので実践できるものとしたら、上から3番目くらいしかないじゃないかよ。。。
しかも、他人様の改善でなく、自分が楽しむものとしてだけならな。

上から1番目も、ものによっては可能かもしれないが。

美容(医療)は贅沢と考える人もいるだろうが、そんなことはないと思うぞぃ。
美しいと見栄えが良くなる→もてる、他人への印象が良い→生活が豊かになる→心(精神)のケアにつながる、とか、痩せることがそのまま生活習慣病の予防につながる、とか、痩せて美しくなりにくい遺伝子を持つ人もいるからね。

(執筆 04/01/21 加筆 04/01/22)