(2004/09/10時点)

能力開発とか願望達成について 

願望達成とか能力開発について、ちと気になることがある。

夢を語るという行為と同時に、自分(達)が現在できることやしたことについても語るべきだ。
夢というのは、自分(達)が現時点でできないこと、実現できていないことなのだから、そんなことばかり語っていないで、自分(達)の現状についてもしっかりと把握しておかないと、進むべき方向や必要な努力が定まらない。場合によってはその夢の実現は無理っぽいな、と気づくのに役立つ。

夢と現実があまりに乖離し過ぎている場合、自分(達)の惨めな現状を把握するのは心理的に苦しく受け入れ難い行為なのかもしれないが、本当に目標に向かって努力するつもりなら、現状をできるだけ正確に把握しておくことが大事である。

あまりに夢ばかり語っていたら、自分(達)の現状や実力は目標や理想に一ミリも近づいていないにもかかわらず、そんな高尚な理想や夢を語っている自分(達)が何か偉くなったり特殊な才能や感覚や考え方を持っている人間と錯覚してしまっている気がする。世の中には実現できなければ意味が無いこともあるんだ(本当は"あるんだ"では無く、"多いんだ"にしたかったのだがやや控えめに書いたよ)。

特にそういう人が多いのは、「平和主義者」「世界市民」に属する人達でないかな?昔だったら「革命戦士」とか自称しているような人だろう。

たまには、惨めな現状も語ろう。自分(達)が現在、本当に何が知っているのか、理解しているか、何ができるのか、把握するために。

本当に目標に向かって努力するつもり
目標や夢を達成することはもうどうでも良くなってしまい、単に夢に向かっている自分が好きという場合はこの限りではありません。そういうのも一つの生き方であり、人生を楽しむ方法なのかもしれません。
(もう少し書き足すかも)

(執筆 04/09/10-09/25)