雑感(03/12/06) |
書き殴り文はこれにて最後となります。 後は、考えがまとまらず放置してある文を少しずつ直したり完成させていくだけですね。 実際の体験とか考察が行き詰まっているから、こんな文章も書いてみようか、と思ってみました。そして、自分がどんなこと思っているか書いておけば、そのスタンスが明らかにできるという点で良いと思ったことも理由の一つです。 機器を用いた実験結果だと、どんな機械を使ったとか、実験環境はどのようなものか、とか、試薬は何だとか、意図とか方法、参考文献とか記して、他の人が読んでも再試・追試できるように書くけど、フィールドワークとか体験談の場合は体験者・報告者自身が測定機器であり、体験した環境の一部だから、どんな個性・意見があるか明らかにしておかないと思ったのよ。 あとは読む人が自分で考えて(賛同するなり批判するなり)くれれば良いんだよ。そんだけ。 えと、後はとりとめもないこと書くけど。 大学の医学部でも、今注目のなんとか水(いろいろなネーミングが有りすぎてよう書けない)による"水療法"や新DDS(薬物送達システム)を研究しておられる先生方がおられるようで、私が伝え聞いた話によると、学部内の派閥争いか権力争いか良く知らないけれども、そのような研究テーマ及びその内容にケチをつけたり、妨害したりしているとのことだ。 ライバルに成果を上げさせたくないとか妬みによる非難・妨害行為という声を聞くのだけれど、果たして本当にそうなのだろうか? そのような噂は事実なんだろうか? 実験の手順や方法、データの分析に不備や疑問点があれば指摘するとか質問をするというのは当然の話で、もし本当に効能を示す客観的データが揃っていれば(嫉妬心によるのか学問的探求心からくる行為なのかそれは知らないが・・・私の持論で"内心は本当は不明"だから)、ケチをつけたとされる人間の研究者としての資質や態度にかえって疑問符をつけられてしまうだろう。 なんらかのケチ(悪くいえばね・・・良い表現を用いるならば「指摘する」)がつけられて、周囲やその他の先生達から咎められないのであれば、客観的データの提示が十分になされていない可能性が高いのではなかろうか? でも、医学部だからな・・・。ヒエラルキーによる強力な磁場によって、真理の探求の方向がねじまげられてしまう可能性も否定できんかもな。ふふふっ。 医学部の大ボスに楯突いて、東北大の講師を下ろされてしまった先生の話もあったしなぁ。 理由はなんとでもつけられるからな。怖いのは感情だよ。。。 そして、つかみどころのないものを研究対象にしてしまうと、いつまでたっても成果が(しかも客観的なものでないといけない)出ず、研究者からも下手したら世間からもサヨナラしてしまう危険性があるからな。しかも今はやたらと成果主義とか評価主義(組織内の内部評価と外からの外部評価)の時代だから、なおさらだ。 水とか気とか本気で研究していたら、どうなることやら・・・・・。 なかなか成果が出ず、職を追われてしまうかも。生活できなくなっちゃうかもよ。 できるだけすぐに成果が上げられるとか、金になるものを求めてしまうのは人情というもんさ。 (ちと追加 03/12/09) だから、そういうつかみどころのないことを研究できる人というのは、地位が有る程度保証された人か、お金に余裕ある人でないといけないだろうね。 研究費をとるために、本来ならば「ここはこのような実験もしなくてはならないのでは・・・?」と首をかしげたくなるような場合でも、それを端折っている(省略している)のは、予算を握っている人間に適切な判断能力が無いこともある。 |
(03/12/06)