念の入れすぎ−02/10/01
以前、給食事業も行っているシダックスという会社が、滅菌のため大腸菌を死滅させるのに、「厚生省の指導では"(中心温度で)75℃以上で一分以上加熱しなさい。"とされていますが、当社では念のため、85℃以上(85℃は記憶違いかもしれないが)二分以上の加熱を実施しています。」と広報していたことがあった。O−157の食中毒事件があった頃だ。
それを見た瞬間、そんなに加熱しなくていいのになぁ、と思っていた。
確か、同時期の「食品衛生研究」という雑誌に、70℃で30秒程度の加熱でも大腸菌は死滅する、という実験結果のレポートが掲載されていたと思う。しかし、厚生省もそんなぎりぎりの加熱温度・加熱時間設定をするはずも無く、それこそ念のために基準を厳しくして、「75℃以上一分以上の加熱」にしておいたのだと思っている。注:現在は厚生省は厚生労働省となっております。
それをシダックスが更に念を入れてしまったという訳である。
食品衛生管理者はもっと専門レポートとか文献に目を通していてもらいたいものだ。
(02/10/01)

とうとう、シダックスがプロ野球経営に乗り出すという。(結局はダメになりました。それともトバシ記事)
以前、上記の雑感で書いておりますが、そのことでシダックスという会社を記憶していたし、最近はカラオケ事業でも有名である。
たまたま、ワイドショーを見ていたが、プロ野球の騒動に加えて十数年前に解散したチェッカーズのメンバーの一人が亡くなりその葬儀の中で、残りのメンバー6人の確執が浮き彫りになったというニュースも流れていた。
そんなに険悪な仲になっていたのか、と思ったが、何せ全く事情を知らないのでなんとも言えないね。
メンバーのタカモクと鶴久という人が「クロベエを送る会」の発起人に入れて欲しいという"涙のリクエスト"に応えてもらえないのか。。。

チェッカーズの歌は私も良く耳にして好きだった。熱心なファンにとってはどうかわからないが、私にはチェッカーズといえば、やはりボーカルのフミヤさんということになる。

すいぶん前、テレビ番組をたまたま見ていて、フミヤさんの言動に首もかしげるようなことも有ったし、事実かどうか私にはどうでもいいことなのですが、売春女性を呼んで事を済ませた後、「俺、フミヤだよ。」と言ってお金を払おうとしなかったという雑誌記事も読んだことがある。今はどうなんだろうね。最近テレビもあまり見ないのでわからないな。もう人間的にも成長してるかもしれないしな。
芸能界にいて有る程度人気があれば、当然世間の耳目を集めるので、あることないこといろいろ書かれる訳だが、テレビ等で見た限りでは双方ともに程度の差こそあれ問題点があるのかもしれないが、どうしても譲れないのであれば、とことんやり合うしかあるまい。
暴露本を出したタカモクさんと、鶴久さん側はチェッカーズにこだわり、フミヤさん側はあまりチェッカーズにこだわりが無いような印象を受けた。

故人の遺志では仲直りして欲しいということだったらしいが、人間関係はこじれたらなかなか解決しないのは私の経験上良くわかっていることだし、どのように申してよろしいのやら。。。酒の肴として話題にする以外、あまり私にとっては意味の無い事件だがファンにとってはつらいかもね。

当初、他人の作った楽曲を歌うことで人気が出たアーティストで、その人が創作能力がある人なら、いずれは自分自身の楽曲を発表したくなるのは当然だと思うが、ファンがそんな曲を聴きたくないのに好き勝手に歌ってしまい単なる自己満足に陥って人気が無くなり、ついには大衆に曲を発表する機会すら失ってしまう危険もある。
実際に歌い続けて、既存のファンに受け入れられたり、既存のファンは離れても嗜好の異なる新しいファンに好評を博す場合もあるから、どうするのがいいとも言えないな。
やはり、自分のしたいことをするのが悔いのない生き方ではないだろうか。
しかし、グループで売れた場合は、ソロ活動へと動き出す時にいろいろ軋轢ありそうだな。。

チェッカーズだけの問題ではないのだが、自分達を支持してくれているファンに応えながらも、自分達の演奏したい曲も受け入れてもらえるように少しずつ歌い続けていくバランスの取れた活動はやはりできないものなのだろうか、
サザンみたいに、バラード調の曲とポップな曲を、(たまに奇をてらうような曲を挟みながら)ほぼ交互に発表していく手もあると思うし。

(04/09/17)

まあ、既に解散したチェッカーズについては私にはどうでもいい。
日本プロ野球初のストライキ問題だが、経営者側が肝心のことに全く触れていない。
なぜ新規参入をあんなにしぶるのか?ということ。
近鉄球団の経営状態がどれくらい悪いのか?財務会計表・収支決算書などの公開はできないのか?ということ。
合併等のチーム数縮小は放映権料が他の対戦とは段違いに破格な巨人戦を得る、とか、経営者側の見栄(新参者に成功されると自分達の経営能力を疑われてしまう)のが目的と本当の理由を何故言わないのか?ということ。胃が悪いのに腸や肺を開いても仕方ないと思うが。
まだまだ疑問符のつくことは多いし、上記の疑問は理由が重複していると思われるものもある。

おそらく、もっと根深い問題が出てきてしまうのではないだろうか。
アマチュア関係者(有望なアマチュア選手、選手の親族、選手の監督・後見人等)に対する栄養費・裏金問題はどうなのだろうか?ちらほらと聞いたことあるが、よくわからないけどね。。。。だから、よくわかるように説明してもらいたいよな。本当に経営者側が少しでもプロ野球を社会還元の為と認めているのなら。

経営者側の真の目的は大体の熱心なプロ野球ファンはもう感じ取っていることだから、この際はっきりさせてしまえばいいんじゃないか。

もめればもめるほど、落としどころはとても厳しい所になり、雑誌等であることないこと書き立てられてもの凄いメージダウンになってしまいそうだ。
80年代の新日本プロレスのクーデター事件の時のゴタゴタも酷かったけど、プロ野球はとりあえず、競技スポーツとして70年も続いてきて多くのファンを惹きつけてきただけに、周囲への悪影響も桁違いだな。真にフェアな競技スポーツとして環境が整備されてきたか?というと大いに疑問というか、そうでなかったと確信していますが。。。

(ここまで04/09/19 最終訂正日 06/12/29)

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