ヒューマニズムは悪魔の教え 06/11/17
 ヒューマニズム(humaism)とかデモクラシー(democracy)と言えば、何だか凄く良い思想の様に考えられている。私も幼少時から青年期まではそう考えていた。
世界史は勉強させられていたけど、赤点スレスレの点しか取ったこと無いし、事件の発生した年を尋ねるとか「ヨーロッパでは何々王朝だった時、アジア・アフリカでは何の時代でしたか?」と何の関係も無い問題ばかりで辟易したので、今でもやはり関心が無い。

社会に出てから、コリアンや狂った漢人、反日指向の日本人のおかげで、思想やそして少しばかり近代史に関心を持つことになったのだが、これら上記の思想が当初は必ずしも「良いもの」とは考えられていなかったということを知った。

今の年齢になると、実感としてもそう思う。

最近、また、いじめブームのようだ。
自殺が相次いだり、自殺した生徒をあざ笑ったり、自殺未遂者を「スター気取り」と罵ったりしていると聞く。自殺未遂者に対してあまりにも容赦無き姿勢には、「そこまで言うか!?」と思うね。
一回内乱や他国との戦争になって世の中が吹き飛んでしまった方がいいんじゃないか、と思うくらいだ。私はもちろん嫌だから、そのような者達が跋扈する学校や付近関係住民だけそうなってもらいたいが。

私もいじめに荷担したことが無いか、と思い出してみると、いじめたこともあるし、いじめられたこともある。しかし、そこまで容赦無くは無かったし、第一、高校生以上になったら、いじめをしている余裕は無かったな。健康上の問題や精神的苦悩もあったしな。

今はいじめの質が違うんだよな。
私の場合、昔は喧嘩の強い者が頂点に立ったり、中学生以降は勉強ができる奴が敬意を払われていた。最近は無軌道な攻撃的欲求の吐け口を求めて陰湿さを増しているようだ。何もしていないのに突然いじめに襲われるという感じだろう。

それに大人になったら、いじめは無くなって、皆さん理性的な話し合いで解決しているのか?と言うとそうでは無い。今はネット社会であり、携帯やPCを駆使したいじめも陰湿かつ残忍さを増していると聞く。

解決策はあるのだろうか?

今こそ他人に対する思いやりを持つ時代だ!
校長が校庭や体育館で集会を開き、命の大切さを教えるんだ!
教師よ。もっと自信を持つんだ!
政治が悪いからだ。小泉や安倍のせいだ!
破廉恥教師や社会を知らない未熟教師のせいだ!

そうか。。。それでいいのか。過去に同様の事件が何件もあったけど、以前にも似たような主張が繰り返されていなかったっけ!?
分析とか処方箋が違うんじゃない?

言い聞かせるだけで、少年・少女がすんなりと言うこと聞いてくれるかいな。
自分達の少年少女時代をもう一度思い出してみると良い。今とは社会情勢も環境も違うけど。



(今日はここまで 06/11/17-18)
書き殴りメニューに戻る 次のページへ