赤い先生について
 もう思い出したくもないのだが、昔、中学時代、私の社会の担任が"赤い先生"だった。
"赤い先生"といっても、小説「坊ちゃん」に出てくるような赤シャツ先生でなく、考え方や思想が"赤く"染まった先生だった。
この教師は授業中でも、口を開けば「朝日新聞が・・・」「朝日新聞の天声人語に書いてあるように・・・」とまるで朝日新聞社の回し者(今流行りの表現を用いれば、朝日新聞社の工作員)ではないか?と思われるくらい朝日新聞の事が大好きだったようだ。

私自身、学生時代は、社会主義は素晴らしい理想であると考えていたし、そうかといって資本主義に対してダメな社会制度とは考えていなかった。資本主義社会は、社会保障制度の導入のおかげで十分素晴らしい社会になりうる可能性があると思っていた。
現時点では、私はその手のひとりよがりの社会主義者・共産主義者もどき先生の輩は忌み嫌っております。偏狭な国粋主義者に対しても同様に思ってますが。この先生に対する嫌悪が私のきっかけでした。また別の話は後日(ってもう無理かも・・・)

この先生が最悪だったのは、2学期の終わりになっても社会の授業が1/4も終わっていなくて、自分の好き勝手なことばかり話していたのである。そして、「授業でやっていないところは自分で勉強しろ。」と偉そうにのたまわっていた。そういえば、地理の授業でソ連(既に崩壊。ロシア他いくつかの国に分裂)のところだけ、やたらと熱心に話していたなぁ(笑)。

ほんとに、自分の好きな授業は私塾やフリースクールでも運営してやってくれ、と今でも思うね。
国立・公立の学校に寄生するなよ。
約束を守らないで開き直ってばかりいたよ。そいつは。

目の前に居たら今でも絶対に議論をふっかけて大爆発必至だが、今は全く関わりなく生きているし目の前に現れなければ勝手に生きていろ、と思う次第である。別に亡くなられていても結構だが。亡くなられていたら上記のことは忘れておこう。(私に害悪な影響が無ければの話であるが。。)

(最終03/12/23)

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