−雑感050123− | |||||
ついさきほどまでNHKの憲法について考える特別番組を見ていた。作業しながらちらちら見ていたので、議論の肝心な部分を聞いてないかもしれないが思ったことを書いてみる。 まず、出演者の顔ぶれが(あくまで日本型の)左翼系の人に偏っているのではないか、ということだ。自民党から出ていた人はいたのだろうか?見逃していた部分もあるからわからないんだが。
今回の議論は憲法9条の改正や集団的自衛権についてどうするか?ということだった。 今回の番組とは関係ないのだが、まず以下のことから述べていきたい。 私は文化系の専門教育は受けていないし、理科系と言ってもほとんどやる気を失っていた時間が長かったので、ろくな能力を持ち合わせていないのだが、その私でさえも、日本のいわゆる知識人なる人達の中に現状分析し目的を達成する能力が極度に低いか皆無ではないか、と思える人達がいて驚くことがある。 例えばどういう人なのか、というと「北朝鮮に人道目的の為に食糧援助をしろ。」と声を大にして主張する人達だ。
せっかく食糧援助しても、飢えた北朝鮮の子供達に届く前に、北朝鮮支配層の連中に横取りされて外国に転売されて彼らの私腹を肥やすだけだというではないか。 今までも多くの穀物が世界各国から援助されていても、一向に餓死する人が減らない。 そこまでわかっていながら、もっと援助しろという主張を繰り返している。 彼らが北朝鮮の回し者・工作員でなければ、余程頭が足りない・気がお狂いになられているのではなかろうか?何らかの脅迫に屈していると陰で告白するならまだしも、厚顔無恥に人道的という理由だけオウムのように繰り返し唱えている。 明らかに笊(ザル)で水をすくうみたいなことを堂々と主張できることがまず信じられない。「自分の目は節穴です。」と公言しているようなものだ。言論の自由ということなのだろうが、新事実や新たな視点を教えてくれるならまだしも、明らかに無意味なことをメディアを通して何回主張させるつもりなのか?
国家というものは人間の集団でも特殊なもので、良い人間が集まっていれば自然と良い国家ができるという訳ではなく、国家の存立要因や仕組みによっては、とんでもない凶悪国家にもなることがある。もちろん良い人が多いにこしたことは無いが、凶悪国家に一旦なってしまえば、この(国家という)体内で良い人達は、"悪い人達"として粛正されて消されてしまうものだ。
そんな凶悪国家へ、その中枢を支配する癌細胞を生かし続けていることも理解していながらせっせと食糧援助することを主張し、また実際に援助しているのだから誠に弱ったものだ。 人体の生理的制約の中で投薬して効果をあげようとしたり、目的の物質を確実により多く生産しようとする化学系の人達は、今まで蓄積された化学法則や実験によって集まられたデータなどから、人体の代謝の影響を防ぐために、体内での代謝等により薬効を減じられないように薬効をもたらす官能基を修飾したり(プロドラッグ化)、目標臓器まで送達させるためにいろいろ剤形を工夫したりするし、目的物質を造るために、製造機の構造開発や適切な原料を試行錯誤して求め、適当な触媒を探索したりしていろいろと思い悩んでいるのに、目的を達する(飢えた子供達に食糧を届ける)までに大変な障害(横取りして私腹を肥やす指導者・支配者層)があって善行(飢えた北朝鮮の子供に食糧を「善」と規定するならば、の話だが)の効果を大きく減じられることを明らかに理解していながら、単に食糧を送ればいいと主張しているのは大変脳天気か愚かに見えてしまう。 彼らが本気でそう思うような人達ならば、医療や工業生産の現場で使い物になる人材は彼らの中には誰一人として存在しないと断言できる。
生理的な表現を用いて例えるならば、中国や北朝鮮(もしかしたら+韓国なども)の国家という身体には、反日酵素(Anti-Japan Enzyme)なる酵素があり、せっせと金銭・技術援助しても、それらの酵素で反日物質(日本を標的にした核弾頭ロケット、日本での犯罪者、反日国民等)に転化してしまうのである。 真に友好を考えるなら、当方が行った行為(多くの場合、善行と解されている)に対して、どのような結果をもたらしたか、きちんと吟味して、間違っても自動的に友好的行為が還ってくるとぼんやりと思わないことは、あまりにも当然すぎることであえて口外することではないと思っていたのだが。。。 まあ、そんなことが理解できない人は、何の考えもなく水をやりすぎて花を枯らしたり、ペットをかわいがり過ぎて(但し、あくまでも自分の中の何かかわいいものをかわいがりたいという欲望に負けて、という方が適切だが)、そのペットを大切な自分の子供や家への訪問者にむやみに噛みつくように育ててしまうのだろう。 人間に限らず全ての対象は基本的にはブラックボックスであり、自然現象も国家もそうなのではないだろうか?理論的に説明がつくものもあるが、理論に合わない事実が出てくれば、その説明がつくように理論を組み直さなくてはならない。 多忙なので今日はここまで(05/01/23-25) |
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