大嘘-03/05/21-
 誰が最初に言ったか知らないが、当然・常識とされている理念?標語?公理?がある。
「ひとりの人間の命の価値は地球より重い。」
全くもって大嘘である。
私に言わせれば、人間の一億や二億死んだところで、いや人類全部滅亡したって、地球が残る方が大切である。大体地球が無くなったら、どうやって人類は生きながらえていけるのだろうか??
何かのSF漫画みたいに、人類が生きていける新しい惑星を求めて旅立とうとでも言うのだろうか?

もしかしたら最初は、命を軽んじる横暴な為政者・戦争屋(war mongar)なんかを戒めるつもりで、「ひとりの人類の命は、最も価値のある地球より重いと考えるくらいに配慮しなさい」というのだったのかもしれない。それなら理解できる。
それがいつのまにか、都合の良いように変化したのではないか?と個人的に勝手に思っている。

一見崇高に思える格言も、実情と照らし合わせて事実と解離しているものを、常識・公理の様に謳うのは大嘘つきだと思う。こういう例は多いと思うんだよね。

「まず公理を疑え!」 これも良く聞くけどね。

あと、「人間の命は平等である。」
これもどうかな?
アフガン戦争(タリバン打倒)の時、9/11テロで無くなった人の命が数十万ドルで(ここは具体的な数字は忘れた)、アフガン人で無くなった人の命がカップラーメン程度の値段であった、というニュースを聞いた憶えがあるが、理不尽だと聞いた瞬間は条件反射的に思った

だけど、ここまでの命の値段の差が生まれたのは、やはり国力の差であり、積み上げられた国家的な努力の結晶なんだよな。先人の努力とか積み重ねられた思想や習慣も。
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(03/05/21 最終訂正 03/05/28)

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