実は幻想や妄想は楽しい | ||
私のHPでは、あちこちに幻想・妄想を戒めているような文を書き殴っているけれども、人生の一番の楽しみは幻想とか妄想ではないか、と私は思う。 ただし、幻想や妄想するならば、現実との区別がついている、とか、自分一人だけの脳内で又は同好会・同士の人達と一緒に楽しむなど、幻想や妄想が通用する場をわきまえていないと、自分や周囲の人生を台無しにしてしまう危険が高いだろう。 自分が自他共に認める才能(頭脳・肉体・技術など)や社会的地位が有れば、幻想はさておき、生き方において妄想する必要は(人生の意義に悩んで妄想することはあろうが)まず無いだろうと思う。しかし、世の中の多くの人達にとっては、他人に認められて華やかな舞台に立ったり、自分のほぼ思い通りの人生を過ごしていることは極まれなことではなかろうか?
例えば、巷の中年女性のごく一部の層だが韓流スターに夢中になったり、若い女性でもイケメン俳優の握手会に殺到したり、主婦でもジャニーズやイケメンヒーロー(平成仮面ライダー等)に、腐女子なる人達がアニメや漫画のキャラクターに夢中になり、ついにはそれらキャラクターを使って自分で話を創作し始めたり。。。 男性でも、若い女性俳優や歌手に入れ込んだりするのは幻想を楽しむ一例だろう。 以前ならば、(勝手にストーリーを創作せず単純に)小説や漫画の世界に夢中になることを幻想を楽しむ例えに用いただろうけど、ここ最近の傾向に合わせて書いてみた。 そういう観点から考えてみると、家庭用ビデオゲームが処理速度や記憶容量の増大によって"リアリティ"を増すというのは、適切な範囲を越えた幻想や妄想を助長して好ましくないのでは、と考えてしまう。考え過ぎかもしれないけど。(「だが心配のし過ぎではないか!」と書いた方が良かったかしらん。ふふふ。) 私も妄想することあるよ。頻繁に。 私が中学生だった時、雑談中に突如「ドラえもんが実際にいたらなぁ」と実際につぶやく級友がいて、一瞬「えっ!」と驚いた(心の中で)ことがあったけど、現実のプレッシャーやそれに伴うストレスで、心の中でも逃れようといわゆる"夢を見る"ことは誰にでもあるだろうね。 例えば、最近はどんな妄想をしているか、恥ずかしながらここにご披露しておこう。 まず、スポーツ。これらの妄想は現実のストレスからの逃避ではないけどね。 現在のプロ野球に関しては妄想していない。どうでも良い。シーズンオフの醜い銭闘やいいがかりみたいな大リーグ行き要求や熱意を感じられないプレイのせいで関心が無い。 昔のチームやペナントレース、日本シリーズを懐かしんで、誰々のトレードが無かったら(田淵・古沢←→真弓・竹ノ内・若菜・他1、秋山←→佐々木など)、とか、当時の大リーグの名選手が日本のチームに入っていたら、イチローがブルーウェイブ以外の球団に入っていたら、とか、空いた時間に考えていたりする。後は、もっと早く各チームが本拠地を地方に移転させていたら、とか。 プロレスも同様にどうでも良い。全日本・新日本の二団体制が存続していたらと思う程度か。。 サッカーはJ1のチーム数が多すぎるかな。せめて14に抑えるべきだろう。 妄想するなら日本代表だろう。柳沢・平山(まだA代表には呼ばれていないが)のFWが情けないプレイや行動、それに伴う発言をしているのでかなり絶望感を持っている。どうしてもカズ・中山・ラモス・柱谷時代で妄想してしまう。 あんまり長くだらだら書くと誤解されそうなので、さっさと書こう。 「あれっ!それは"妄想"というレヴェルでは無く、せいぜい"空想"という程度なのでは?」と思われる方々も多いのでは?確かにそうだ。 まず、言葉の定義を明確にしておこう。言葉というものは、定義を確認せずに何となくその時々のフィーリングで使ったりして時代と共に意味が移り変わっていくことも多いのだが(少しでも古文を勉強した人ならわかると思う)お互いに言葉の意味を取り違えていたらお話にならない。 今はネットがあって便利だなあ。「goo辞書」のお世話になろう。
うーむ。私が含めたい意味が微妙に異なる。もちろん、大筋の意味では良いのだが。。 |
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