味方につけておきたいもの。身につけておきたいこと | ||||||||||
人生。いろいろ身につけておくべきものは多い。 いろいろ準備周到の上、事に臨んだりしても、突然の災難や災厄、突発的にパプニングがやってくるのはどうしようもない。 ここは"いい職場"だと、先輩に尋ねたりネットで評判を探ったりしてじっくりと下調べした上で入社しても、社会状況が当初の予測を越えて変化したり、そこに所属している人間は人事異動や転退職等で移り変わっていくから、いつのまにか劣悪な労働環境・極悪な人間関係・最悪な処遇待遇になっていることもある。 みみっちい例で、ここで挙げるのは誠に恐縮なのだが、私が学生時代、必須と任意のクラブ活動というものがあって、任意のクラブ活動というものは自由参加なのだが、必須のほうは文字通り"必ず"参加しなければならない、授業の1コマになっていた。私は今でもそうなのだが、とても怠け者なので楽をしたかった。(体調もよくなかったせいもあるが・・・疲れやすい・あくまでも症状からの診断ではあるが自律神経失調症というものであった。・・・良くわからない症状である) この私の熱烈な願いを叶えてくれるのはどんなクラブが良いか必死で調べたら、「読書クラブ」が良いという結論に達した。このクラブは担当の先生の監督が甘く、途中で抜け出して帰宅してもわからず、たとえ時間中にいて読書したとしても、漫画か週刊誌でも読んでいればよいと判断した。 「こりゃいいや。理想郷だ。ユートピアだっ。」と嬉々としてクラブに入った。だが、担当の先生が代わってしまっていた。 突然、真面目な読書クラブに早変わり。当初のもくろみと異なり、軟禁状態になってしまったのであった。 「おいおい。話が違うじゃねえか!!」とムンクの「叫び」ではないが、あんな感じで絶望のあまり絶叫したかった。 現在で言えば、地上の楽園だと思っていたのに飯も与えられない強制収容所だったようなものか。。。 期待が大きい分、落胆もでかい。勝手に期待を膨らませていた私も悪いのだが。 こんな変な事例でなく、現在は日本も不景気なので、仕事に関するむごい事例は、知り合いの会社員とか先輩、年長者等に聞けば、もっとなまなましい事例は教えてくれると思うよ。学生向きに書いているから、上記の例にしたのである。 なお、急病や災害については、今回の話ではあまり関係ないのでここでは語らない。 とにかく、いろいろ勉強したり調査していても、災厄や災難は避けられず人生思い通りには事は運ばず、場合によっては不本意な人生、当初の理想とは大きく異なる進路に進まざるを得ないことはとっても多いのだが、それでもそれなりの備えや勉強(私はこの言葉はあまり好きでないが、適当な造語が考えつかないので、このまま使う)はしておくべきであろう。 つかみはOK??? なら本題に入ろうか。 「若いときには勉強しておけ。」「苦労は買ってでもしろ。」と良く言われることだが、勉強や苦労することがそのまま後々役に立つとは限らん。また将来があるのだからそれに備えよ、と言っても、明日にも事故で死ぬかもしれん。 学ぶことは、「やりたいからする。」「必要だからする。」「楽しいからする。」という要素がやっぱりあると思う。お金と一緒で忍耐して貯めるだけでなく、使いたいものや楽しいことに使わんと意味ないからな。 死んだら、人生だけでなくお金もこの世に置いていかなくてはならない。
まあ、棚からぼたもちが落ちてくるのを待っているようにいつも虫のいいことを考えているとか、ぼんやりと過ごすとか、日々刹那的に生きるなら、全然そんなこと考えずに豚箱行きになるようなこと以外でしたいことだけしていればよいだろうけれど。("いつも"、ではなく、たまにこんな風に考えることは誰にでもあると思うのだけど) 私も最近、空から金塊でも降って来ないかな〜と、情けなくも思ったりもするのだが、上を見上げても、神棚に溜まったホコリが落ちてきて、自分の顔にふりかかって、洗面所で顔を洗ってお肌だけはさっぱりとするという始末である。 あっ、また脱線した。 さて、特にしたいことがみつからない、という人が何か身につけておけばいいというものは、どういう基準で選べばいいのだろうか?今回の対象は若い人に限るが。 私が現時点で思う優先順位。
1.については特に解説いらんだろう。音楽でも美術でもファッションでもスポーツでも芸事でも何でもチャレンジしてね。 2.については、普通科の高校行っているなら、文系と理系にコースが分かれるだろう。 ある程度、受験体験のある人なら良く言われるし知っていることだろうけど、理系から文系に転ずる(文転)のは記憶力がままあればたやすいことだが、文系から理系に転ずる(理転)は困難だという原則であろう。 理科系の力というのは一朝一夕では鍛えにくい、育ちにくいということである。 もうずいぶん昔のことになるが、私の昔の知り合いも家庭教師をしていたとき、「悪いことはいわんから、最初は理系コースにしておけ。」という度重なる忠告を聞かず、文系コースを選択し、それから後に「すみません。やっぱり理系に代わりたいのですが。」とぬけぬけと言ってきた生徒がいたと、とても憤激していて、私に話をしたことがあったが、時既に遅しで高校3年の半ばで手遅れだった。「『勝手にせぃ!!』と言い捨ててやった。」と話していた。 俺もここまでは言わなかったにしても、彼と似たようなことは言っただろうな。 なるべく普遍的な価値がある順番でいうことになると、やはり理系科目中心ということにならざるを得ない。 英語は世界広範囲、特に欧米などの経済的強国で通用する言語であり学問の世界だと必須だし、数学・理科はユニバーサルなものだから。 国語特に古文とか、日本史なんかは日本ローカルなものだから。「俺は日本伝統の学問が好きなんだからこれをやる。」と言う人は、すんません、上記1の「好きなことをする」のカテゴリーにまず入ってください。 とにかく、熱烈にやりたいものがない、安全策をとりたいならば、普遍的なもの、一般的に広く通用するものを習得するよう心がけるのがよいのではなかろうか。ただ、それだけ競争相手も多いから、その中でも、あまり光が当たらない分野とかちょっと興味の持てそうなものという、やや穴狙い的な考え方も少しは必要かも。 「あの、学校行きたくないんですが..........」とな??? オイラだって、学校は嫌いだったよ。 俺は学生時代の後半は劣等生だったから、学校行くのは苦痛だったよ。 だから、駅のホームやコンビニでけだるそうにたむろしている奴らの気持ちはなんとなく共感できんこともない。しかし、地べたにそのまま腰を下ろすのは不潔に感じるよ。せめて広告のチラシなんかでも下に敷く気はないのかね。 超激安のなんとかバーガーみたいなジャンクフードばっかり食っているから活力湧いてこないんじゃないのか?? 昔、俺も高校行くのがとても苦痛で電車に乗らず駅でたたずんでいたことあったけど、そこでバッタリ不良みたいな奴らと話していたけど、見かけに似合わず楽しくていい奴らだった。あいつら、今はどうしているのかな。。。似たようなことが何回かあった。もっと話しておけば良かったな。 伝説のラグビードラマ「スクールウォーズ」でラーメン屋のおやじ(確か、梅宮辰夫さんがやっていた役)が、「訳もわからん授業を一日中机に縛り付けられて聞かされて、お前はバカだなんとかだって言われりゃ、おかしくなる」(なんかこんな感じのセリフ)があったけど、ほんと気が狂うよ。日本の受験競争は一回コースからドロップアウトしたら立ち直る機会はほぼ絶たれていたからな。(今はどうか知らないが)
と長い間、放置してきたが、続きを書く。 |
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