雑感(03/11/10)
 
昔の食品の安全基準を今から見ると欠陥が分かるように、未来から見た今の食品の安全基準も同様と思います。人間のような知恵がなければ、生物は自然の中で自然の物を食べ生きていくようになっているのです。
これらを考えると、農薬や食品添加物には手が出せないはずではないでしょうか。
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http://www.★★★.co.jp/★★★(実際の文字数と黒星の数は一致しない)

食品の安全性は、その時の検査能食品の安全基準と判別可能範囲内力次第で決めていると思います。昔の安全基準を今から見るように、未来から見た今の安全基準も同様と思います。検査能力が向上すれば欠陥は出てくると思います。
公害や狂牛病も発覚してから判断し検査し分析したことです。
では今は大きく発覚していないことは、いつ発覚するのでしょうか。皆が同じように原因不明の問題を抱えている場合、皆で同じように行っていることが原因である可能性が高いのではないでしょうか。
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以上の内容の匿名メールが、いくつかの機関・研究所に送付されてきたようなのだが、私のところにも転送されてきた。そのメールを見てその人の作成されたHPを拝見した。
意見を尋ねたいのか?突っ込んで欲しいのか?いまいち理解できなくてこのようなメールは放置されている。

匿名のメールでも、拝聴に値するとか、ぜひ意見を交換したい、社会や環境を改善したいけど何をしたら良いかわからずモヤモヤした気持ちを持っているなどの熱い内容であるならば、回答に窮するような内容であっても、適切な回答が思いつかずメールで返事をしづらいこともあろうけど、掲示板でも設置してあれば乗り込んで行ってもいいかな、と思う時もある。

彼のHPにも上記と同様の内容が掲載されているので、自分の意見を見て欲しい、聞いて欲しいんだな、と勝手に解釈させていただき、私もいつものくだけたややいい加減な感じでなく、体調も回復したこともあり少しばかりリキ入れて私の考えを書いてあげよう。

彼が見ていればいいけどね。。。。。

食品や医薬品の安全基準についての話だが、昔の基準より今の基準のほうが大抵の場合、厳格になるのは当然だろう。(甘くなっていくとしたら、該当食品を自給できず輸入に頼らなくてはならない場合とか、現在のような世界中の食材が貿易によって各国に行き渡る時代に国際的協調により基準を統一したような場合がある)

未来の食品の安全基準がどうなっているか?私はタイムマシンを持っているどらえモンでも無いので全く分からないが、昨今の"いわゆる"健康食品について様々な事故や事件が起こっていることも考えると、より厳しくなると予想される。

*上記において、"いわゆる"健康食品と記述したのは、健康食品の定義が定かでないからである。単に健康食品というのであるならば、私たちが通常食している魚や野菜、肉、米なども健康食品と称して構わないのではなかろうか?ただ美食を楽しむとか満腹感を満たすだけでなく、通常の食事も健康でいるために食しているはずなのでは?

基準はより厳しくなり、それぞれの検査法もより高度かつ厳密に判定できるものが示されていると思うが、検査法や基準は時代を経たら自然に向上するものではない。
種を植えておけば、自然と芽を出し、すくすく成長し、花が咲き実を付ける類のものではないということだ。

そこには、研究者や検査員の地道な仕事、そして、その仕事を通じて得られる経験をフィードバック、彼ら携わる者の新しい知見・インスピレーション、討論や会議を経て検討され意見交換し、改良され発展し築き上げられるものなのである。

それらは、人間の手によって発展・蓄積されていくものである。
そのことに対する敬意、それどころかそのような人間の努力に考えが及んでいるとは全く感じられないと受け取られる文章だと思う。

しばしば「自然に還れ。」という言葉は聞くが、全くの自然に立ち返りたいという意味ではなかろう。

よく食品添加物の害と良くいうが、生ハムやソーセージに発色剤として亜硝酸塩を用いているが、これが癌のプロモーターになるとおっしゃる方々が見受けられた。確かにニトロソ化合物に変化するのだが、同時に亜硝酸塩は抗ボツリヌス菌作用もあるのである。君は癌になるよりはるかに発症の可能性が高く致命的なボツリヌス菌の食中毒で死にたいのかね?と問うてみたいところでもある。むやみやたらに農薬や食品添加物の害をあげつらっても仕方ない。第一、害しか無いのであれば即刻使用禁止になっても不思議でないと思わないかな?
ただ亜硝酸塩だけでは完全にボツリヌス菌の発生を防ぐのは無理という見解もあることは付け加えておく。益と害の両面を勘案しながら使用しているのである。そして、本当に無害で有益な方法を求めて研究はまだまだ続けられている。

"公害や狂牛病も発覚してから・・・・"のくだりについては、事前にわかるくらいなら未然に被害を食い止めていると言いたいところだな。その後の文章については私には理解不能である。

この匿名メールを書いた人は高校生ぐらいの環境問題を考えている少年だと思っていたが、結構年齢がいっているのね。まあ、もうあと少し考えを深めてくれればいいんだが。とにかく、自分の意見を主張することはいいことだ。もっといろいろなところで知識を得て経験を積んでこいよ。じゃーな。これからも奮闘してくれ。

(03/11/10の時点の文章を同年11/22,25に若干手直し、過ちを訂正)      以下続く

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