三浦カズ・北沢豪両選手の'98W杯本大会直前メンバー落ちについて思うこと | |
サッカー・ワールドカップは本大会だけでなく地区予選もあるから、4年に一回と言われてもそんなに間隔が空いているという実感は無い。 ワールドカップの予選が始まると、真っ先に思い出されるのは、三浦知良・北澤豪両選手の'98フランス・ワールドカップ本大会前の直前メンバー落ちである。ニヨンの悲劇ともいわれている。 特に熱狂的なサッカーファンでなく、特定のチームのサポーターでない私でさえ、いまだに忘れられない事件であった。(スポーツ全般見ていた) 市川選手も一緒に落選したのだが、どうしても三浦知良・北澤豪両選手の落選が大きな衝撃として印象に残っている。 その時の日本代表監督であった岡田監督の「(落選するのは)市川。カズ、三浦カズ。北澤。」というセリフはイランを破ってフランス本大会に進出を決めたのを祝して作られたTBSの特番「おめでとう日本代表」内で、木村和司さんが放送開始15分ほどに言い放った(カズ選手がゴン中山選手と共に後半、ロペス・城両選手に交代させられて、カズが自分を指さして、「俺か?俺なのか?」と言ったように見えたシーンを映した後に)「本人も気がつかなかったんでしょうね。」「おまえだよ。おまえっ。」という発言と共に忘れられない。
当時はいろいろな噂が雑誌等のメディアから漏れてきていた。"岡田監督がカズに「おまえはアディダス(日本代表のユニフォーム)が似合わないな。」と言った"とか、"カズが予選の試合で他の選手が蹴るはずだったフリーキックを勝手に蹴った"とか"かつてカズ選手と北澤選手が、コーチ時代の岡田監督の頭をふざけて蹴った"とか。 それらの情報が事実かどうかわからないが、当時の映像から事実と思えるものもある。(カズ選手がフリーキックを蹴ったシーン、それは失敗したのだが、中田英選手がベンチに向かって不満そうに叫んでいる映像) それに、サッカー界では人格者と言われていた(当時のメディアを通しての話だが)、あの木村和司さんが番組内であそこまで言うのは、当時のカズ選手のふるまいが顰蹙を買っていたのではないか、と疑わせる。 他にもいろいろな話、北澤選手がカズ選手とその他の日本代表選手との連絡役になっていて、部屋からなかなか出てこないカズ選手を呼びに言く役目を担っていたとか、があった。 |
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