妄想の世界、マニアックな世界は不思議な魅力がある、何かの拍子にとりつかれることがある
週刊ゴングや週刊プロレスは、以前(ずいぶん前)は月刊であり、初代タイガーマスク登場あたりから女性や子供の人気が増え、大衆化が進んだような気がする。
それら雑誌の投稿欄も一気に低年齢化した。私はその時(初代タイガーマスク全盛期)には、門茂男氏のプロレス365日?(詳しい書籍名は忘れた。分厚い本で十冊程度あった。)も既に読破していて、実際の実力とリング上で表現される強さと栄光は違うんだな、と思っていた。
道場のスパーリングでは、大木>猪木>馬場の順だったとか、馬場選手の国内デビュー戦の相手に、力道山が「相手は身長2mを超えるお化け様だ。そのお化け様に人間が勝ったらおかしいだろう。」と試合前に言い含めて、暗に片八百長を求めた話が記憶にある。
投稿欄が低年齢化しているのでなんかつまらないと思っていた時、たまたまキヨスク(駅の売店)で見つけた"週刊ファイト"(新大阪新聞社)なる新聞形式の読み物を購入して読んだ。
プロレス界の裏事情も(多少ぼかして)書いてあり、新しい興味を引き出してもらったが、投稿欄がマニアックで年代層の高い方が多かった。(購読当時、私は少年〜学生)
そして、内容が独特でプロレスを通して社会や人生を語っている人が多かった。
これはカルト新聞ではないのか、と感じた。
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